個人が
火災保険等に入られる方、入られていない方と複数おられます。中身によっては
保険会社によって、どこまで使えるかとか、金額の
限度額等がありますので、それについては、
個人さんがどういうふうな活用をされるかという形になります。
以上です。
○
議長(
森本富夫君) ほかに
質疑はありませんか。
11番、
栗山泰三君。
○11番(
栗山泰三君) 11番、
栗山泰三です。
同じく山内町大
規模火災の件なんですが、今回瓦礫の
処分費ということで、
手数料としまして100万円計上されておるんですが、
アスベストが出た場合についての処理ということで計上というお話を聞かせてもらっていますが、私の知っている限りでありましたら、2階建ての家で
アスベスト処理費として、約520万円ぐらいかかっておることを伺っております。100万円では不足するんじゃないかと思われますので、それの
不足分については、どのような対応を考えられておるんでしょうか。
○
議長(
森本富夫君) 近
成まちづくり部長。
○
まちづくり部長(近
成和彦君)
まちづくり部、近成でございます。
アスベストの
処分費につきましては、今、3戸ほどが吹き
つけ等に使われている
可能性があるということで、今回の業務の中に
アスベスト試験を記入しております。それの結果に基づいて
アスベストが含まれている場合は、その分の
処分費として見ているのが100万円になります。直接業者と、まだ試験していない状況で分からない状況なので、市の職員と現場確認して、おおよそ
処分費として発生するのが100万円を見込んでいたら大体対応できるという形で検討した結果を予算計上させていただいております。
○
議長(
森本富夫君) ほかに
質疑はありませんか。
13番、
渡辺拓道君。
○13番(
渡辺拓道君) 13番、渡辺です。
説明の趣旨については、両方とも理解をしております。
火災関係のほうについて御質問させていただきたいんですけれども、今回の部分については、これまで他の
市町等では似たような例があるわけでございますけれども、本市においては、これまでに例がないような対応を今回取り組んでいくということになりますので、今後のこともありますから、そのあたりについて、
丹波篠山市として、今回の公費を使って
支援をしていくといった部分について、どのように整理をされて、今後のことについてどう対応していこうというふうに考えを整理されたのかという部分について、確認をさせていただきたいと思います。
○
議長(
森本富夫君) 近
成まちづくり部長。
○
まちづくり部長(近
成和彦君)
まちづくり部、近成でございます。
火災が7月24日に発生しまして、
被災者の会とかいろいろとした中で、
新聞報道で明石の火事で使われたとかいう話がありまして、たまたまなんですけれども、7月27日に
丹波土木事務所との本年度の
事業調整会議がありました。県のほうにも所長のほうに今後この
火災について、極力
応援態勢をお願いしますという中で、近年の
空き家の
助成事業の
状況等を確認しましたところ、27年に発生した豊岡、城崎の
火災、及び29年の明石の
火災が今回の県の
補助要綱の
特例措置として対応になりました。今回、
丹波篠山市もそういう要求をしまして、たまたま場所が
篠山城下町地区の
武家地修景ゾーンという形になっていまして、これから秋の
観光シーズン等来客者が多い中、早期に
瓦礫撤去の復旧を行いたいという形で県のほうに要求しましたところ、
特例措置という形で
補助要綱をお願いできました。
通常でしたら、火事は、今回災害という形で上げさせていただきましたけれども、通常、市の要綱では
危険老朽空き家の助言・指導をしている
建物については対象となるんですけれども、火事の場合は
不良住宅という形で焼け出された跡の
建物という形で、
特例として今、認めていただいております。
今後、どんな状況になるか分かりませんけれども、またそういうことが発生した場合は、県と調整しながらになるんですけれども、今回、市の要綱としては、山内町に限っての特別の要綱をつくって今回対応を検討している状況でございます。
以上です。
○
議長(
森本富夫君) 13番、
渡辺拓道君。
○13番(
渡辺拓道君) そうしましたら、今回は山内町の
火災の
個別案件というような形で県の
考え方も参考にして、うちのほうとして取り組んでいかれたという部分ですけれども、今の
説明の中では、やはり
城下町地区というような表現もありましたけれども、
都市機能の維持といいますか、そういった観点が今回の
丹波篠山市としての判断に至ったというような部分の理解といいますか、
都市機能の維持が今回の支出に当たっての1つの
判断材料になったというように理解をさせてもらったらよろしいでしょうか。
○
議長(
森本富夫君) 近
成まちづくり部長。
○
まちづくり部長(近
成和彦君)
まちづくり部、近成でございます。
これまで平成29年4月に策定しました
丹波篠山市の
空き家対策計画の中の
除却支援事業につきましては、先ほど言いました危険な
空き家で周囲に影響を及ぼすところの
建物について、
助言指導等を行った
建物について、そういう
助成事業という形になっております。今回の
火災案件につきましては、県との調整によって、通常でしたら
除却支援に当たります
助言指導等ができない状況にありますので、今後、行いたいと思っておりますのは、その
火災の規模にもよるんですけれども、その発生した要因とかを考えながら、検討していきたいという形で思っております。
○
議長(
森本富夫君) 13番、
渡辺拓道君。
○13番(
渡辺拓道君) ちょっとこちらの質問の部分に明確にはお答え願えてないのかなというふうに思うんですけれども、いずれにしましても、今回の例について、今後どういった事案が本市においても発生するかも分かりません。今回
個別事案というようなことですけれども、非常にこういった災害が起こりますと、市民ももう一気に生活に窮するというようなことになりますので、こういった場合について、今後、行政としてどういうふうにしていくかということについては、今回の
個別事案ということだけじゃなしに、総合的に検討してもらえたらうれしいなということをお願いしまして、質問を終えます。
○
議長(
森本富夫君)
酒井市長。
○
市長(
酒井隆明君) 2点目の質問で明確でなかったかもしれませんので、誤解を招いたらいけませんので。御質問は、
都市機能の維持というのが1つの大きな今回の
特例の理由ではないのですかという御質問ですけれども、今回はあくまで
特例でするわけですけれども、必ずしも
都市機能の維持ということが大きな理由、それだけではなくて、やっぱり今回の
火災が大規模であって、しかもほとんどの皆さんにとって、何の責任、原因もなく、類焼してきて燃えてしまったということで、やはりその方らの生活の再建、原因がなかったと、自分に落ち度は何もなかったと、そういった人をやはり市としても救済の必要があるという、こういう考えの下にですね、国・県のそういう今回
特例をお願いして、それによって救済を図ったということです。
これから先に起こる
火災について、全てに、じゃあこういう
特例が適用できるかというと、その事案によってやっぱり検討しなければいけないと思いますが、
都市機能の維持だから
農村部には適用がないということではありませんので、誤解があったらいけませんので、申し上げておきます。
以上です。
○
議長(
森本富夫君) ほかに
質疑はありませんか。
11番、
栗山泰三君。
○11番(
栗山泰三君) 11番、栗山です。
すみません。続けて質問したらよかったんですが、すみません。先ほどの件なんですが、今回、国の
空き家再生等推進事業という
除却事業タイプを適用されておるということで
説明があるんですが、
跡地活用について地域の
活性化に寄与するというような国のほうの文言がございますので、今回
跡地活用については、どのような
考え方を持たれておるんですか。
○
議長(
森本富夫君)
酒井市長。
○
市長(
酒井隆明君) まだ
跡地活用については具体的なものは検討もされておりませんし、ですから、定まってもおりません。ただ、先ほどもありましたように、こういう歴史的な町なかに非常に近いところですので、それに沿ったやはり
土地利用が必要ではないかというふうなことが考えられますし、そういったことを期待しているところです。
今回、この瓦礫の処理が終わりましたら、その後は跡地をどのように活用するかということになります。こういった被災があったときに兵庫県の
弁護士会を中心に税理士さんとか、
土地家屋調査士さんとか、そういう専門のチームが入られて、
まちづくりをこれまでも
支援をしてこられました。そういった方からも今後の
土地利用について、
被災者の方と協議をする場を設けてほしいというふうな申入れも受けておりますので、
瓦礫処理が終わりましたら、そういった機会を持ちながら、跡地について適切に利用ができるように検討を市としても
支援をしていきたいと思います。
ただ、
被災者のほとんどが
高齢者、また一人世帯も多いということから、従前のような
土地利用ができるのかどうかということを心配もしております。
以上です。
○
議長(
森本富夫君) ほかに
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森本富夫君)
質疑なしと認めます。
これで
質疑を終わります。
これから一括して討論を行いますが、討論に当たっては、
議案番号を申し述べていただくようお願いいたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森本富夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから、
議案第61号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(
賛成者起立)
○
議長(
森本富夫君)
起立全員です。
したがって、
議案第61号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第62号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(
賛成者起立)
○
議長(
森本富夫君)
起立全員です。
したがって、
議案第62号は、原案のとおり可決されました。
以上で、本日の
日程は全部終了しました。
お諮りします。
議事の都合によって、明日10月12日から11月29日までの49日間は、休会としたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
明日10月12日から11月29日までの49日間は、休会とすることに決定しました。
本日は、これで散会します。
お疲れさまでした。
午前10時02分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和3年10月11日
丹波篠山市議会議長 森 本 富 夫
丹波篠山市議会議員 栗 山 泰 三
丹波篠山市議会議員 渡 辺 拓 道
丹波篠山市議会議員 河 南 克
典...